千葉県の妙の浦といえば、「鯛」が有名ですよね！
昔からの伝説や、ここでしか見られない珍しい生態などから鯛が特別視されており、鯛をモデルにした可愛い郷土玩具「願満の鯛」というものもあるんです✨
今回は、そんな「願満の鯛」の縁起や由来、そして授与されている誕生寺について、詳しくご紹介します！
千葉の郷土玩具・願満の鯛とは？
「願満の鯛」の由来とご利益
誕生寺は日蓮聖人の誕生の地と云われており、その誕生の際に起こった不思議な出来事である「三奇瑞」が有名です。
その一つである「海面に大量の鯛が集まった」という伝説から、鯛は日蓮聖人の化身だと信じられるようになり、それをかたどって作られたのが「願満の鯛」なんです！
この「願満の鯛」は、病気平癒をはじめ、さまざまな願いごとの成就を祈る縁起物として親しまれてきたそうですよ✨️
だるまと同じく、願いが叶ったら片目に目を描くスタイルです！
妙の浦の鯛の特殊な生態
本来マダイは深海性で群れを作らない魚ですが、小湊の妙の浦では海面近くで群れをなして暮らしている珍しい生態が見られます。
世界中を探しても、このような生態をしている鯛はここにしかいないのだそう！
まさに、日蓮聖人誕生の際に「海に鯛が集まった」という伝説を思わせますね✨
妙の浦に生息する鯛は、国から特別天然記念物として保護されているそうです！
誕生寺には鯛がいっぱい！
願満の鯛は千葉県鴨川市にある「誕生寺」で授与を受けることができます。
鯛を神聖な存在として大切にしているだけあり、境内は鯛だらけでした！
奉納されている願満の鯛はもちろん、鯛のねぷたまであり、とてもかわいらしい空間でした✨️
妙の浦に観光に来たら、ぜひ寄ってみてくださいね。
最後に
今回は、千葉県の郷土玩具・縁起物である「願満の鯛」について紹介しました。
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